男子学生アトムの北海道一人旅! ~Part1:ノスタルジックな非日常を味わえるまち函館~

こんにちは、アトムです。前回は自己紹介の回だったので、実質今回の記事が初記事となります〜

 

記念すべく第一回目の記事は、函館です!(この夏休みにはすでに九州旅行をしているのですが、当時ブログを書くつもりはなくて写真はとってないので、記事にはかけず...)

 

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函館の定番、五稜郭

 

学校がある7月上旬から旅先を探し始めて、何気にまだ行ったことなかった北海道に決めました。軽い気持ちで決めたのですが、函館、個人的に満足度は期待値をはるかに超えまして、また行きたい!って思うくらい好きになりました。

 

さてさて、それでは日記形式で振り返りたいと思います。

五稜郭

僕は旅に行くとき、、旅の計画を細かくは立てません。コレは計画された旅なんてつまらない、的ないかにも旅人っぽいことを言いたいところですが、単にめんどくさいだけです笑。空港からバスがどこまで出ているのがあって、地下鉄や市電の路線図を調べて、などなど調べるのが怠惰な僕にはあまりにも負担なので、いつもその場その場で行き先を決めています。今回最初に五稜郭に行ったのは、空港のバス停に五稜郭行きのバスが止まっており、思わず乗り込んでしまったからです。まあ、函館はとてもコンパクトな街で、なおかつ路面電車が発達していて簡単に移動できるので、どこに行っても失敗とかはなさそうです。

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五稜郭、空から見た絵は有名ですが、内部がどうなってるか知らない人は多いのではないでしょうか??五稜郭は今は公園となって、誰でも入れる憩いの場となってるようです。上の写真は五稜郭の中でとったのですが、五稜郭の本丸です。今となっては落ち着いて上品で綺麗な景色となっていますが、よくよく考えると五稜郭箱館戦争の要塞なんですよね。そして箱館戦争戊辰戦争最後の戦いであり、この戦争終結によって本格的に日本の歴史が幕末から近代へ動き始めることになります。

こう考えると、今立ってるこの場所が、函館だけじゃなくて、日本全体にも影響を与えた大きな歴史の転換点になったのだなあ、と歴史の深さ、重さを何となく感じた気がします。

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箱館戦争で忘れてはならないのが、この土方歳三です。そうです、泣く子も黙る鬼の副長、京都新撰組のあの土方歳三です。土方歳三箱館戦争において旧幕府軍側について、新政府軍との争いにやぶれ命を落としてしまいます。(この箱館戦争も、新政府軍が膠着状態を破るために函館山裏の絶壁を登って奇襲を仕掛けるなど、漫画『キングダム』さながらの劇的展開でとても面白いです笑)

 

 

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五稜郭に来て新たに発見したことは、五稜郭は歴史的に重要な土地なだけでなく、その自然の美しさも素晴らしいということです。五稜郭の星形の土手の上はこんな感じで歩けるようになってます。こーゆー緑、青空、道、といった場所は大好きです。こーゆーところを一人で歩くと、心が前向きになって元気が湧いてきます。

元町教会群

函館の元町エリアにはロマンチックでノスタルジックな歴史的建造物がたくさんあります。これらの多くは、開国して西洋の文明が入って近代化した時に建てられたものです。鎖国を終えて函館と下田が開港しました。西洋との数少ない玄関口で西洋の文明が入って来やすかったため、「東京の文化は東北を通り越して函館に渡った」と言われたほど当時進んだ地域だったそうです。

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カトリック元町教会。坂と合わせていい雰囲気出しています。

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旧ロシア領事館。ここは他の異人館からちょっと離れた場所にあり、入館もできずひと気もないのでちょっと不気味に感じました笑

 

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トラピスチヌ修道院。これは実は元町エリアにはなく湯の川エリアにあるのですが、ここで紹介してしまいます。ここにたどり着くのに往復三時間歩きました笑



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旧函館区公会堂

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旧イギリス領事館

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函館聖ヨハネ教会


このエリアは西洋の教会や領事館などの歴史を感じさせる建造物が多く、街並みも綺麗で夜はライトアップされるなど、とても素敵なエリアでした。

自分は西洋の宗教に関する背景知識に疎く、宗教的な重要さなどはわからないのですが、街を散歩してるだけども、まるで外国にきたかのような「非日常感」を味わえて十分楽しめます。

 

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幅広の道が海まで一直線に繋がってる八幡坂。色々なcmやドラマのロケ地として使われています。

函館元町エリアは坂道でも有名です。特に八幡坂は海まで突っ切っている坂道で開放感のあるとても気持ちのよい坂道です。夜はオレンジの街灯がともり、とてもロマンチックな場所となっています。

ちなみに、自分は、旅先で自分の好きな音楽を聞きながら散歩するのが大好きです。

その町にあった曲を自分で選び、聞きながら町並みを見て散歩するとその自分だけの世界に浸れて、美しいものを見たときに感動が倍増されたり、ノスタルジックな感傷に浸るのが好きなんです。この時は、サザンの「君への手紙」やビッケブランカをずっと聞いてました。

こういったことは友達がいるとできなくてひとり旅でしかできないから、一人で旅してしまうんですよね。 

函館の夜景

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香港、ナポリと並び世界三大夜景の一つ、函館の夜景。

夜は函館山の夜景を見るためにロープウェイで函館山に登りました。混むと聞いていたので、16時半くらいには登って、一番眺めがいい場所で日が沈むまでずっと待っていました。ずっと立ちっぱなしなので、足がとても疲れましたが、宝石箱みたいな綺麗な夜景に、待ち続けたかいがあったと思いました。この日は雨なので、夜景は見れないかな、とちょっとあまり期待していませんでしたが、夜景は雨ってあんま関係ないんですね、この時初めて知りました笑。

 

函館朝市

二日目はちょっと朝早く起きて函館名物、朝市に行ってきました。

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北海道に行ったら海の幸は食べてみたい!って思ってたので、ちょっと学生にはお高い2000円越えの朝食になりましたが食べてみました。(お金節約するためにお昼は無しになりました笑)

はい、食べてみての感想ですが...

サーモン、ウニ、イクラは予想通り(美味しい)って感じでしたが、驚いたのは、ホタテです。すごく美味しかったんです。新鮮なホタテはぷりっぷりで歯ごたえもよくて、さすが北海道の港町...って感じでした。

 

明治館オルゴール堂

函館ベイエリアは赤レンガ倉庫群と行って、これまた素敵な場所なのですが、個人的に気に入ったのは明治館という建物の中にあるオルゴール堂です。

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オルゴール堂。部屋全体が宝箱みたい...😚

綺麗なガラスでできたオルゴールや木製の上品なオルゴールに埋め尽くされた部屋に、オルゴールが織りなす、柔らかい金属音で奏でられた曲が流れる、とても雰囲気の良いお店でした。ちなみに、函館はロックバンドのGLAYの出身地のため、GLAYの曲が流れるオルゴールが多かったです。
 

 函館で特に記憶に残したいものだけ書きました。overall、とてもいい街でした。北海道旅行3日目からは札幌です。札幌でも多くを見て来たので、分けて記事を書きたいと思います。それでは、初投稿の記事はここら辺で筆をおくことにします。